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「12月の株主優待、NISAで買っても受け取れる?」
「いつまでに買えば間に合うの?」
年末が近づくと、こんな疑問が出てきますよね。
結論から言うと、NISA口座で買った株でも、株主優待は受け取れます。2026年12月が権利確定日の優待なら、12月28日(月)までに買って、その日の取引終了まで持っている必要があります。
ただし、NISAならではの注意点もあります。12月28日は2026年のNISAの枠を使える最終日(国内株)とも重なります。この記事では、日程と受け取るまでの流れ、NISAで優待を狙うときの注意点をまとめます。
💡 この記事のポイント
- 2026年12月の権利付最終日は12月28日(月)(月末が権利確定日の場合)
- NISA口座の株でも株主優待は受け取れる。届くのは翌年2〜3月頃が目安
- 配当を非課税にするには株式数比例配分方式の設定が必要
- 株主優待そのものは雑所得。NISAの非課税の対象ではない
- NISAは売ってもその年の枠は戻らない。優待だけ取ってすぐ売るのは向かない
結論:2026年12月の権利付最終日は12月28日(月)
月末(12月30日)が権利確定日の会社の場合、日程は次のとおりです。
| 日付 | 意味 |
|---|---|
| 12月28日(月) 権利付最終日 |
この日の取引終了まで株を持っていれば、優待・配当の権利がつく。買うならこの日まで |
| 12月29日(火) 権利落ち日 |
この日に買っても今回の権利はつかない。この日に売っても権利は残る |
| 12月30日(水) 権利確定日 |
株主名簿に載る日(大納会) |
| 翌年2月〜3月頃 優待が届く目安 |
会社によって時期は違う |
※2026年10月31日にマネックス証券「権利確定日カレンダー」で確認。月末ではなく、月の途中(20日など)に権利確定日がある会社もあります。買う前に、必ずその会社の公式IRページで権利確定日を確認してください。
株の売買は、買った日から2営業日後に受渡し(株主になる)が行われます。そのため、権利確定日の2営業日前が「権利付最終日」になります。
NISAでも株主優待はもらえる。ただし非課税になるのは配当まで
NISA口座で買った株も、特定口座で買った株と同じように株主名簿に載るので、優待の条件を満たせば受け取れます。ただし、NISAで非課税になるもの・ならないものがあります。
| 受け取るもの | NISAでの扱い |
|---|---|
| 株主優待 | 受け取れる。ただし優待そのものは雑所得で、NISAの非課税の対象ではない |
| 配当金 | 株式数比例配分方式を選んでいれば非課税。ほかの方式だと約20%引かれる |
| 売却益 | 非課税 |
株主優待は、税金のルールでは雑所得にあたります(国税庁の確定申告書等作成コーナーでも「雑所得(その他)」から入力すると案内されています)。会社員で、給与以外の所得の合計が20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は別に必要です。仮想通貨の利益などで確定申告をする人は、優待も雑所得に含めるのが原則です。
配当の受取方式の確認方法は、NISAなのに配当に税金?受取方式(株式数比例配分方式)の確認と変え方で解説しています。
NISAで12月の優待を受け取るまでの5ステップ
1. 公式IRページで「権利確定日・必要な株数・保有条件」を確認する
優待の内容は会社が決めていて、必要な株数(100株以上など)や「1年以上保有」などの条件がついていることがあります。まとめサイトの情報は古い場合があるので、会社の公式IRページの「株主優待」で確認しましょう。
2. 配当の受取方式を「株式数比例配分方式」にしておく
優待には関係ありませんが、12月に配当がある会社も多いです。設定していないと、NISAなのに配当から税金が引かれます。登録には数営業日かかるので、買う前に確認しておきましょう。
3. NISA口座(成長投資枠)で12月28日までに買う
個別株は成長投資枠で買います。注文画面で口座区分が「NISA(成長投資枠)」になっているかを確認してください。特定口座で買うと、あとからNISAに移すことはできません。
4. 12月28日の取引終了まで持っておく
権利付最終日の取引終了まで持っていれば、権利確定日に株主名簿に載ります。
5. 翌年2〜3月頃、登録している住所に届く
優待は、証券会社に登録している住所へ届くのが一般的です。引っ越したときは、証券会社の住所変更を忘れずに。届かない場合は、会社の株主名簿管理人(信託銀行など)に問い合わせます。
NISAで優待を狙うときの注意点5つ
1. NISAは売っても、その年の枠は戻らない
NISAの枠は、売ってもその年のうちには戻らず、復活するのは翌年です。権利落ち日にすぐ売る「優待だけ取り」をNISAでくり返すと、枠をどんどん使ってしまいます。NISAで買うなら、長く持ちたいと思える会社かどうかで考えましょう。
2. 権利落ち日に株価が下がることがある
権利落ち日には、配当や優待の分だけ株価が下がることがよくあります。優待の価値より大きく株価が下がることもあります。しかもNISAの損は、ほかの口座の利益と相殺(損益通算)できません。ルールは新NISAで含み損が出たら売るべき?損失のルールと続け方で解説しています。
3. 長期保有の条件は会社ごとに違う
「1年以上継続して保有」などの条件がある場合、判定のしかた(株主名簿に何回続けて載るか、など)は会社ごとに違います。途中で売ったり、証券会社を変えたりすると条件を満たせなくなる場合もあるので、公式IRページで確認しましょう。
4. 優待は変更・廃止されることがある
株主優待は会社の判断で、内容の変更や廃止が発表されることがあります。「優待があるから」だけで選ばず、事業や配当も含めて考えることが大切です。
5. クロス取引はNISAではできない。当サイトは勧めません
現物の買いと信用取引の売りを組み合わせる「クロス取引(つなぎ売り)」がありますが、NISAでは信用取引ができません。また、信用取引には手数料や貸株料などのコストや、思わぬ費用が発生するリスクがあるため、当サイトでは勧めていません。
12月28日は、NISAの年内の締め切りとも同じ日
2026年のNISAの枠を使うには、年内に受渡しが終わる必要があります。国内株は2営業日後に受渡しなので、たとえば楽天証券では12月28日(月)15:30が国内株の締め切りです(2026年10月時点の案内)。
つまり、12月の権利付最終日と同じ日です。12月29日以降に買うと、優待の権利がつかないうえに、2027年の枠を使うことになります。締め切りの時間は証券会社ごとに違うので、早めに確認しておきましょう。
ほかに年内に確認しておきたいことは、新NISAの年末にやること7つにまとめています。
NISAで日本株を買うなら、手数料0円の証券会社で
優待のある日本株をNISAで買うなら、NISAでの売買手数料がかからない証券会社を選びましょう。
スマホで日本株もNISAも始めたい人|松井証券
松井証券は、NISA口座での国内株式・投資信託の売買手数料がかからず、投資信託を100円から積み立てられます。
口座開設の手順は、松井証券でNISAを始める手順|口座開設から積立設定までで解説しています。
松井証券
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※サービス内容は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
日本株も米国株もNISAで売買したい人|マネックス証券
マネックス証券は、NISA口座での日本株の売買手数料が0円、米国株の国内取引手数料も無料です(売却時の現地手数料は別にかかります)。
マネックス証券
※手数料・取扱商品は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
主要ネット証券4社の比較は新NISAの証券会社おすすめ4社比較にまとめています。口座開設には数日〜1週間ほどかかることがあるので、12月28日に間に合わせたい人は早めに申し込みましょう。
よくある質問
Q1. 12月29日に買ったら、優待はもらえませんか?
12月29日は権利落ち日なので、今回(12月)の権利はつきません。さらにNISAの場合、受渡しが2027年になるので、2027年の枠を使うことになります。
Q2. 投資信託やETFでも株主優待はもらえますか?
投資信託を持っていても、組み入れている会社の優待は受け取れません。株主優待を受け取れるのは、その会社の株を自分の名義で持っている株主です。
Q3. 権利付最終日に買って、次の日に売ってもいいですか?
ルール上は可能で、権利は残ります。ただしNISAでは使った枠がその年に戻らず、権利落ちで株価が下がった場合の損も損益通算できません。NISAには向かない使い方です。
Q4. 優待にも税金はかかりますか?
株主優待は雑所得にあたります。会社員で給与以外の所得が年20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は別に必要です。仮想通貨の利益などで確定申告をする人は、優待も含めて申告するのが原則です。
Q5. NISA口座がまだありません。12月28日に間に合いますか?
口座開設とNISAの手続きには、数日〜1週間ほどかかることがあります。間に合わない可能性もあるので、焦って買うより、来年の優待やNISAの枠を計画的に使う方が安心です。
まとめ:12月の優待は28日まで。NISAなら長く持てる会社を
- 2026年12月の権利付最終日は12月28日(月)。月の途中が権利確定日の会社もある
- NISAでも優待は受け取れる。優待そのものは雑所得で、非課税の対象外
- 配当を非課税にするには株式数比例配分方式
- NISAは売ってもその年の枠は戻らない。優待だけ取ってすぐ売るのは不向き
- 12月28日はNISAの年内の締め切りとも同じ日
優待は「おまけ」と考えて、長く持ちたい会社をNISAで。まずは公式IRページで条件を確認しましょう。
📌 配当に税金が引かれないための設定は → NISAなのに配当に税金?受取方式の確認と変え方
📌 年内に確認しておきたいNISAの7項目は → 新NISAの年末にやること7つ
📌 個別株を買う「成長投資枠」のルールは → 新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠、どう使う?
📌 配当で月3万円に必要な金額は → 配当金で月3万円もらうにはいくら必要?高配当株・ETFの選び方
⚠️ 免責事項とご利用上の注意
- 本記事は、2026年10月31日時点で確認できた証券会社・国税庁などの公表情報をもとに、NISAと株主優待に関する一般的な情報を提供するものであり、特定の銘柄・金融商品の購入・売却や、特定の証券会社の利用を推奨・保証するものではありません。
- 株主優待の内容・条件・権利確定日は各社が決めるもので、変更・廃止される場合があります。必ず各社の公式IRページで最新情報をご確認ください。
- 株式は価格変動があり、元本を下回る可能性があります。税金の取り扱いは個別の状況で異なるため、詳しくは税務署・税理士にご確認ください。
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- 当サイトの利用によって生じたいかなる損害についても、運営者は一切の責任を負いかねます。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任において行ってください。
<参考資料>
マネックス証券「権利確定日カレンダー」
国税庁 確定申告書等作成コーナー「株主優待を受け取った場合」
国税庁「No.1500 雑所得」

