2025年12月3日、暗号資産(仮想通貨)市場は驚きの展開を見せています。 週明け月曜日に一時6%を超える急落を見せたビットコイン(BTC)。昨日ブログでも状況分析について書きました。
12月に入り週明けの暗号資産(仮想通貨)市場は波乱のスタートとなりました。 先週は以下の記事の通り、強気の「ハッシュリボン」買いシグナル点灯が出ていました。期待も高まっていたビットコイン(BTC)だったはずです。 [sit[…]
しかしながら、昨日から今日にかけてその下落分を全て帳消しに。さらに直近高値を更新する「V字回復」を遂げています。現在価格は1420万円台(12/3朝時点)。この強すぎる値動きの背景には何があるのでしょうか?市場の底力を分析します。
1. 「下がったら買いたい」投資家の強い意欲
今回のV字回復が示した最も重要な事実は「市場の潜在的な買い意欲が非常に強い」ということ。だと思っています。12月2日月曜日の急落局面では、レバレッジをかけたロングポジションの強制清算(ロスカット)が連鎖しましたが、現物投資家や大口投資家はこれを「絶好の押し目」と捉え、積極的に買い向かったと考えられます。
ハッシュリボン点灯という中長期の強気サインが、投資家のマインドを強く支えている証拠なのではないでしょうか。
11月ももう終わりですね。2025年も年末です。 ビットコイン(BTC)は高値圏からの調整局面が続いています。「このまま下落トレンド入りしてしまうのか?」と相場の行方を不安に感じている方も多いのではないでしょうか。 相場に「絶対」は[…]
2. レバレッジ解消による「身軽さ」
逆説的にはなりますが、月曜日の急落が好影響を与えている。つまり、過剰なレバレッジポジションが一掃されたことで結果的に今回の上昇を加速させまることになったと思っています。市場が「身軽」になったことで、少しの買い圧力でも価格が上がりやすい環境が整ったというわけです。これは健全な上昇トレンドにおいて理想的な状態にあると捉えています。
まとめ:年末ラリーへの期待は継続
たった1日で景色が変わるのが仮想通貨市場の怖さであり、面白さでもあります。 今回の強い反発を見る限り、年末に向けた上昇トレンドへの期待は依然として高いと言えると思っています。
ただし、ボラティリティ(価格変動)は激しさを増しています。急騰の反動による調整も視野に入れつつ、冷静に市場と向き合っていきましょう。
※本記事は特定の暗号資産の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行われますようお願いいたします。

