【BTC】ハッシュリボン点灯。ビットコインの今後の相場をデータ解説

11月ももう終わりですね。2025年も年末です。

ビットコイン(BTC)は高値圏からの調整局面が続いています。「このまま下落トレンド入りしてしまうのか?」と相場の行方を不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

相場に「絶対」はありませんが、現在市場で話題になっている2つの客観的なデータをご紹介します。これらは、現在の価格帯が重要な局面にあることを示唆しています。

1. マイナー動向を示す「ハッシュリボン」の変化

今、多くのトレーダーやアナリストが注目しているのが「ハッシュリボン(Hash Ribbons)」というテクニカル指標です。

これはビットコインのマイニング(採掘)業者の動向から、相場の底堅さを探るための指標です。マイナーが降伏(撤退)し、その後採掘環境が回復するタイミングでシグナルが出る仕組みですが、先日ついに「Buy(買い示唆)」のシグナルが点灯しました。

過去のチャートを振り返ると、このシグナルが点灯した後は、中長期的に相場が安定、または上昇トレンドへ回帰する傾向が多く見られます。今回も同様の動きとなるか、市場の期待が高まっています。

ビットコインハッシュリボン

2. 大口投資家(クジラ)の動向

もう一つ注目したいのが、オンチェーンデータ(ブロックチェーン上の取引記録)です。

市場分析サイトのデータによると、100BTC以上を保有するいわゆる「クジラ(大口投資家)」のアドレスにおいて、保有量が増加傾向にあることが確認されています。

市場心理(センチメント)が悲観に傾き、個人投資家が慎重になっている局面で、大口資金は静かにポジションを構築している可能性があります。

まとめ:感情ではなくデータを見る重要性

価格が下がるとどうしても不安が先行してしまいます。しかしながら、こうした指標は「市場の過熱感が冷め、次のサイクルの準備が整いつつある」と解釈することも可能です。

もちろん、マクロ経済の動向などリスク要因もあります。ありますけれども、感情に流されずにこうしたデータやファンダメンタルズを冷静にチェックすること。これこそが長く相場と付き合うコツかもしれません。

引き続き、年末に向けた動きを注視していきましょう。

参考:https://www.coindeskjapan.com/326479/

参考:https://glassnode.com/

 

※本記事は特定の暗号資産の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行われますようお願いいたします。