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こどもNISAの証券会社選び|変更できないからこそ見る5つのポイントと6社比較

こどもNISAの口座を開く証券会社を親子で比べているイメージ NISA・資産形成
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「こどもNISA、どこの証券会社で開けばいいの?」

「とりあえず有名なところでいい?あとから変えられる?」
そんな迷いを抱えていませんか?
実は、こどもNISAは1人1口座で、開いたあとに証券会社を変えることができません。だからこそ、最初の1社選びがとても大事です。

子どもの名前で口座を作るとなると、「失敗したらどうしよう」と慎重になりますよね。

でも安心してください。見るべきポイントは、実は数えるほどしかありません。
いちばん大事なのは「親がどこの証券会社を使っているか」。ここさえ押さえれば、大きく迷うことはありません。

💡 この記事のポイント

  • こどもNISAは全金融機関で1人1口座。開設後の金融機関変更はできず、口座を廃止すると利益に課税されます
  • 多くの証券会社で親(親権者)が同じ会社の口座を持っていることが条件です
  • 多くの会社で100円から積立でき、違いはファンドの品ぞろえ・ポイント・アプリ・キャンペーンに出ます
  • 子どもはクレジットカードを作れないため、クレカ積立は基本的に使えません(SBI証券×三井住友カードが明記)
  • 申込は2026年10月から受付中。口座開設は2027年1月以降(税務署の審査後)です

📌 こどもNISAの制度そのもの(年60万円・12歳から引き出しなど)は、こちらで詳しく解説しています。→ こどもNISAの口座開設が開始 「教育資金を貯めるだけ」で終わらせない活用法と各社の取り組み

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結論:まずは「親が使っている証券会社」で開くのが基本

先に結論をお伝えします。こどもNISAの証券会社選びは、次の順番で考えるとスムーズです。

【選ぶ順番】
✔ 1. 親がすでにNISAや証券口座を持っている会社:手続きが少なく、親子の口座をまとめて管理しやすい
✔ 2. まだ口座がない場合:親子でずっと使い続けたい会社を、下の比較表から選ぶ
✔ 3. キャンペーンは最後に見る:特典は数千円。変更できない口座を特典だけで決めるのは避けたい

こどもNISAは0歳から始めると18歳まで最長18年、その後も大人のNISAとして同じ会社で続きます。「数十年付き合う会社を選ぶ」つもりで考えるのがコツです。

こどもNISAの証券会社選びで見るべき5つのポイント

こどもNISAの証券会社選びで確認したい5つのポイントの図解

ポイント1:あとから変えられない(1人1口座・変更不可)

大人のNISAは年単位で金融機関を変えられますが、こどもNISAは金融機関の変更ができません。どうしても別の会社に移りたい場合は口座を廃止するしかなく、その場合はそれまでの利益や含み益に課税されます(野村證券の制度案内より)。

⚠️ ここに注意

「キャンペーンが良かったから」と複数の会社に申し込んでも、こどもNISA口座は1つしか開けません。

申し込む前に、親子で使う会社を1社に決めておきましょう。

ポイント2:親の口座が同じ会社に必要か

マネックス証券・SBI証券・楽天証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券は、いずれも親権者が同じ会社の証券口座を持っていることが条件です。親がすでに口座を持っていれば、追加で開くのは子どもの口座だけで済みます。例外がPayPay証券で、12〜17歳は子ども本人が申し込めると案内しています。

ポイント3:ファンドの品ぞろえとコスト

こどもNISAで買えるのは、つみたて投資枠と同じく長期の積立・分散投資に向く一定の投資信託だけです。個別株は買えません。対象ファンドの数はマネックス証券が約260本、三菱UFJ eスマート証券が約270本と公表しています。SBI証券は、こどもNISA専用で信託報酬が年0%の「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド」を11月17日に設定予定と発表しています(Impress Watch 2026年10月1日)。

ポイント4:ポイントとクレカ積立

大人のNISAで人気のクレカ積立は、子どもがクレジットカードを作れないため、こどもNISAでは使えません(三井住友カードのSBI証券向け案内より。他社もこどもNISAでのクレカ積立を案内していません)。ポイントで差が出るのは、保有している投資信託の残高に応じてポイントがたまる仕組みです。松井証券は投信残高に対して最大1%のポイント還元を掲げています。

ポイント5:アプリと家族での管理のしやすさ

18歳までは親が子どもの代わりに運用します。親の口座と子どもの口座を同じアプリで切り替えられるかは、毎月の確認のしやすさに直結します。SBI証券は2026年7月に「SBI証券Plus」アプリへ親子口座の切替機能を追加しました。マネックス証券は親子でお金を話すための専用サイトを用意し、全国191のドコモショップで申込のサポートも行っています。

【2026年10月版】こどもNISA対応の証券会社6社比較

各社の公式発表をもとに、こどもNISAの条件を一覧にしました。口座開設・管理の費用はかからず、マネックス証券とSBI証券は取引手数料も無料と案内しています。

証券会社 親の口座 最低積立額 対象ファンド 特徴
マネックス証券 必要 100円 約260本 親子向け専用サイト
dポイント紹介特典
SBI証券 必要 100円 本数未公表 専用の信託報酬0%
全世界株ファンド
楽天証券 必要 100円 本数未公表 親子で最大5,000円
(楽天銀行込み)
松井証券 必要 未公表 本数未公表 投信残高ポイント
最大1%
三菱UFJ
eスマート証券
必要 未公表 約270本 一括・積立どちらも可
2,000円+抽選特典
PayPay証券 0〜11歳は必要
12歳〜は不要
100円 未公表 PayPayポイントで
投資できる

※2026年10月6日時点の各社公式発表・公式ページにもとづきます。「未公表」は同時点で公式に数字が示されていない項目です。条件やキャンペーンは変更される場合があるため、必ず各公式サイトでご確認ください。

タイプ別:こんな家庭にはこの証券会社

どの会社にも強みがあり、「ここだけが正解」という選び方はありません。家庭の状況に合わせて、候補を絞り込んでみてください。

タイプA:親子でお金の話もしながら始めたい|マネックス証券

マネックス証券は、こどもNISAを「親子で一緒にお金について考えるきっかけ」と位置づけ、シミュレーションや学習コンテンツをそろえた専用サイトを用意しています。対象ファンドは約260本、積立は100円から、取引手数料は無料です。

「口座を作ったけど、子どもには何も伝わっていない」…というのは、もったいないですよね。

積立の数字を親子で一緒に見る習慣まで作りたい家庭には、相性のよい選択肢です。ドコモショップで申込の相談ができるのも、ネットの手続きが不安な方には心強いポイントです。

【メリット】
✔ 親子でお金を学べる専用サイトとシミュレーション
✔ 対象ファンド約260本、100円から積立できる
✔ 全国191のドコモショップで申込をサポート
✔ dポイント紹介プログラムの対象にこどもNISAが追加

【デメリット】
△ 親もマネックス証券の口座が必要
△ 子どもの口座とこどもNISAの同時申込は12月ごろからの対応予定

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タイプB:とにかくコストを抑えたい|SBI証券

SBI証券は、こどもNISA専用の「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド」を用意し、信託報酬を年0%としています。全世界の株式に分散する指数(MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス)への連動を目指すファンドで、18歳で大人のNISAに移った後も0%のまま持ち続けられると報じられています。

【メリット】
✔ 専用ファンドの信託報酬が年0%
✔ 「SBI証券Plus」アプリで親子の口座を切り替えられる

【デメリット】
△ 親もSBI証券の口座が必要
△ 0%ファンドは全世界株式の1本のみ。株式100%なので値動きは大きめ

タイプC:楽天経済圏でまとめたい|楽天証券

楽天証券は、100円から1円単位で積立でき、投信残高に応じて楽天ポイントがたまるプログラムの対象です。10月1日からは、親子それぞれの口座開設と楽天銀行の口座開設・入金を条件に、親子あわせて最大5,000円の現金がもらえるキャンペーンを行っています。

【メリット】
✔ 100円から1円単位で積立できる
✔ 楽天ポイント(1ポイント=1円)で投資信託を買える

【デメリット】
△ 親も楽天証券の口座が必要
△ 最大5,000円の受け取りには楽天銀行の口座開設と入金も必要

そのほかの選択肢|松井証券・三菱UFJ eスマート証券・PayPay証券

松井証券:投資信託の残高に応じて最大1%のポイント還元を掲げています。長く持つほど残高が増えるこどもNISAでは、効いてくる仕組みです。

三菱UFJ eスマート証券:対象ファンド約270本で、一括買付と積立の両方に対応。2027年3月31日まで、こどもNISA口座の開設と対象投信1万円以上の購入などで2,000円(クイズ正解が条件)+抽選の特典があります。

PayPay証券:12〜17歳は親の口座がなくても子ども本人が申し込めます。100円やPayPayポイントから投資できます。

口座開設の流れとスケジュール

申込は2026年10月1日から各社で始まっています。ただし、証券会社の審査に加えて税務署の審査があるため、実際に口座ができるのは2027年1月以降です(野村證券の案内では1月中旬以降)。

📋 申込の基本ステップ
STEP1 親(親権者)の証券口座を開く(すでにあれば不要)
STEP2 子どもの証券口座(未成年口座)を申し込む
STEP3 こどもNISA口座を申し込む(STEP2と同時に申し込める会社もあります)
STEP4 2027年1月以降、税務署の審査後に口座開設。積立設定をして投資スタート

一般的に、子どものマイナンバーが記載された住民票の写しなどが必要です。親子で住所が別の場合は戸籍謄本なども求められます(楽天証券の場合)。必要書類は会社ごとに異なるので、申込画面の案内に従ってください。

💡 年内に申し込んでおくと安心

制度が始まる1月は申込が集中しやすい時期です。年内に手続きを済ませておけば、口座開設後すぐに積立を始めやすくなります。

始める前に知っておきたい注意点

  • ✅ 12歳までは原則引き出せない:12歳以降は、子どものための使い道であることと本人の同意を示す書面を添えて、親が申し出れば非課税で引き出せます。それまでは災害など限られた場合を除き引き出せません
  • ✅ 元本は保証されない:投資信託は値下がりすることがあり、使いたい時期に元本を下回っている可能性があります。入学金など数年以内に使うお金は預金で準備するのが基本です
  • ✅ 18歳で大人のNISAへ移行:こどもNISAで使った枠(最大600万円)は、大人のNISAの生涯枠1,800万円の一部として数えられます
  • ✅ お金を出すのは「贈与」:親や祖父母が子どもの口座に入れるお金は贈与にあたります。受け取る子ども1人あたり年110万円の基礎控除の範囲なら、原則として贈与税はかかりません(国税庁)

毎月の積立でどのくらいの金額になる可能性があるかは、ドルコスト平均法シミュレーターで試せます。月5,000円・1万円などで計算してみると、家庭に合った積立額をイメージしやすくなります。

まとめ:変更できないからこそ「親子で長く使える1社」を

こどもNISAは、1人1口座で、あとから証券会社を変えられない制度です。積立は多くの会社で100円からと始めやすく、差が出るのは親の口座との相性、ファンドの品ぞろえ、ポイント、アプリの使いやすさです。

迷ったら、まずは親が使っている証券会社。まだ口座がないなら、親子でお金の話をしながら長く続けられる会社を選ぶのがおすすめです。申込から口座開設まで時間がかかるので、制度が始まる1月までに準備しておきましょう。

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免責事項

  • 本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品や証券会社の利用を勧誘・助言するものではありません。
  • 記載の制度内容・各社のサービス・キャンペーンは2026年10月6日時点の公式発表にもとづきます。制度の細部は今後変更される可能性があり、最新情報は金融庁・各社公式サイトでご確認ください。
  • 投資信託は元本保証がなく、価格変動により損失が生じる可能性があります。
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<参考資料>
野村證券「こどもNISA」
大和総研「こどもNISA」制度解説(2026年5月26日)
マネックス証券「こどもNISAの事前申込受付を開始」(2026年10月1日)
マネックス証券「こどもNISAの概要」
SBI証券「こどもNISA」
Impress Watch(SBI・ゼロ・オールカントリー、2026年10月1日)
三井住友カード「こどもNISA」(SBI証券向け案内)
楽天証券「こどもNISA 10月1日より口座開設受付開始」
松井証券 プレスリリース(2026年9月3日)
三菱UFJ eスマート証券 プレスリリース(2026年8月17日)
三菱UFJ eスマート証券「こどもNISA口座開設キャンペーン」
PayPay証券「こどもNISA」

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