「破壊的イノベーション」への投資で知られるARK Investのキャシー・ウッド氏が、大胆な予測を展開しています。「2026年は、AMDがNvidiaの真のライバルとして台頭する年になるだろう」というのです。
ソフトウェアの壁を越えて
これまでNvidiaの牙城が崩せなかった最大の理由は、ハードウェアの性能差ではなく、ソフトウェア「CUDA」の存在でした。開発者たちがCUDAのエコシステムにロックインされていたからです。
しかし、Wood氏は「その堀は埋まりつつある」と指摘します。AMDのソフトウェアプラットフォーム「ROCm」の改良が進み、PyTorchなどの主要フレームワークがハードウェア非依存になったことで、開発者がAMDのGPUへ移行する障壁が劇的に下がっているのです。

市場は「第2の選択肢」を求めている
顧客であるMicrosoftやMeta、Googleなどは、Nvidiaによる市場独占と高価格支配を快く思っていません。彼らは供給リスクを分散し、コストを下げるために、強力な「第2のサプライヤー」を喉から手が出るほど欲しています。
そこにAMDの最新チップ「MI300シリーズ」が登場しました。コストパフォーマンスに優れたこのチップは、Nvidia不足に悩むテック巨人たちの受け皿として完璧なタイミングで市場投入されたのです。
AMDは買いなのか?
NvidiaがAI市場の「王」であることは揺るぎませんが、成長率(伸び代)という点では、シェアの低いAMDに分があるかもしれません。
ほんの数%のシェアを奪うだけで、AMDの収益は倍増する可能性があります。キャシー・ウッド氏はNvidia株を早めに売却したことで批判も浴びましたが、次の「大化け銘柄」としてAMDに賭ける彼女の戦略は、理にかなった逆張り投資と言えるでしょう。
🔗 参考リンク・引用元:
・Yahoo Finance (Fri, 23 Jan 2026)
・Yahoo Finance (Fri, 23 Jan 2026)


